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歯だけでなく全身を考慮した
ホリスティックな治療を
- 佐々木歯科医院は、妊娠期の親子からご高齢の方まで、顎から骨盤そして足の裏にわたる全身のケアを提供させて頂いている、ユニークな医院です。健康の要は、正しい呼吸(鼻呼吸)と正しい咀嚼(噛むこと)、正しい食事、そして正しい姿勢です。
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口呼吸は『万病の元』?
- 現代は口呼吸の人が大変多いですが、口呼吸は万病の元と言われていることをご存知でしょうか。生まれた直後の赤ちゃんは「ノーズブリーザー(鼻で呼吸する人)」と言われています。本来ヒトは鼻で呼吸する生き物なのです。鼻は天然のマスクで、空気中の花粉や細菌、粉塵などをある程度濾過してくれます。対して口呼吸の場合、空気を未濾過のまま取り込むので、細菌等に対処するためより多くの免疫を使ってしまいます。それにより身体は疲労し、病気にかかりやすくなってしまうのです。さらに口呼吸の場合、ほぼ確実に歯並びに問題が起こります。それは舌の位置が正しくないことと、口唇が閉鎖できていないことによります。
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正しい咀嚼とは?
- 正しい咀嚼とは、一口25から30回噛むことです。早食いの人が増えていますが、咀嚼不足は消化不良を起こし、内臓の疲労は内臓周囲の筋肉の硬直を起こします。全身の筋肉は筋膜でつながっていますので、その硬直は姿勢の歪みをも引き起こします。また良く噛むことによって血流が良くなり、成長ホルモンが顎骨に集まるため、綺麗な歯並びになるための骨の成長も促せます。
- 正しい食事について、特に大切なのは母乳保育の期間です。幼い時は腸がまだ完全に成長していないため、不注意にアレルゲンとなるタンパク質を摂取すると、アレルギー体質になってしまいます。ですので、早すぎる離乳は控えるべきです。また母乳保育の期間は、舌など顎顔面の筋肉のトレーニングの期間でもあります。これらの筋群が十分に発育できないと、歯並びにも良くない影響が出てきます。
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姿勢と歯並びの関係性
- 姿勢は歯並びに大きく影響し、姿勢が悪いと歯並びは綺麗に生えてこないことが多いです。猫背の場合、5,6kgある前傾状態の頭を持ち上げようと、歯をくいしばります。そうすると顎は後方に押し込まれ、歯が生えるための垂直的な高さが不足してしまいます。つまり歯は真直ぐ生えずに、斜めに生えてしまいます。妊娠期から両親がこれらの事実を知っていたら、子供に与えられるこれ以上の贈り物があるでしょうか。近年むし歯になる子供の数は減っています。しかし歯並びに問題を抱えていない子供は100人に一人くらいです。当院ではむし歯にならないだけでなく、歯並びも全身も真に健康な子供たちが育ってほしいと願っています。
- 大人の方もご安心ください。今からでも正しい呼吸(鼻呼吸)と正しい咀嚼(噛むこと)、正しい食事、そして正しい姿勢を実践すれば、体質に変化が現れてきます。歯並びに問題があっても、歯科矯正治療や噛み合わせ治療によって改善することができます。実際、矯正治療を受けられた方の中には、舌位が正常になることで、肩こりや片頭痛、鼻炎が楽になったと報告して下さる方もいらっしゃいます。また当院は、天城流湯治法や気診、漢方を得意とする婦人科医(女医)と提携しています。他にも足育アドバイザー、運動療法エゴスキューの姿勢分析セラピストも在籍しております。歯だけでなく全身のことを考慮したホリスティックな治療を提供させていただいています。根本的な治療で真の健康を手に入れませんか。