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小児歯科・矯正

小児期からの歯科矯正治療

大切なのは筋肉、歯並びを決めるのは、顎の周りの筋肉(舌、頬、唇)です。
これらの筋肉は筋膜によって全身の筋肉とつながっています。筋肉は骨の成長に直接的に関係します。小児期に姿勢に問題があったり、舌の使い方が正常でないと、骨の発育が遅れて歯のはえるスペースが不足し、歯並びに影響が出てきます。当院では歯だけでなく全身姿勢の指導も行いながら歯科矯正治療を行っています。子供の頃に歯並びを正常な形態に整え、顎の周囲の筋肉を正常に機能させることは、健康な大人に発育する為に非常に大切だと考えています。
床矯正研究会

歯並び・顎の位置の矯正治療を
検討されている方へ

1.歯並び・顎に問題があると・・・
歯並びや顎の位置に問題があると、見た目の問題だけでなく以下の様な不快症状を引き起こします。
    歯並びが良くないことで起こる問題
  • ・見た目の問題(審美障害)
  • ・顎関節症(顎がだるい、痛い、口が開けにくい、顎が鳴る、片頭痛、首肩のこり)
  • ・清掃しにくく、虫歯や歯周病になりやすい
  • ・知覚過敏
  • ・食事しにくい
  • ・舌沈下(無呼吸症候群やいびき、
    口呼吸につながります)
歯並び問題のある人は、歯列がV字形、台形、鞍状を呈しています。理想の形はU字形です。U字というのは舌の形のことです。
V字:
台形:
鞍状:
U字 正常な形:
2. 正しい舌の位置
舌が内側から支え、頬と唇が外から歯を支え、
内側と外側の力のバランスが取れたところに歯は、はえてきます。
正常な舌の位置:
低い位置の舌:
舌が正しい位置にないと、歯は舌側に傾いてはえてきます。すると歯列は左右的に幅が狭くなってしまいます。さらに歯列幅が狭いと下あごは後方に押し込まれる力が働きやすく、くいしばりやすくなったり、顎関節症を起こしやすくなってしまいます。 さらに当院では、小臼歯を抜歯する矯正はなるべく行わないこととしています。 小臼歯を抜歯すると舌房がゆったりと歯列の中に納まることが出来なくなってしまうからです。 当院の歯並び矯正治療では歯列を大きくして、舌が楽に正しい位置に来れるように改善します。
上記の目的を達成するために、当院ではマウスピース矯正や舌側矯正は導入していません。
3. 治療の流れ
当院の歯並び矯正は患者さんご自身で取り外しのできる床装置か、取り外しのできないワイヤー装置を用いて行っています。
    ①資料採得
  • ・上下型どり
  • ・全身の写真、顔写真撮影
    ②噛み合わせ検査(必要な場合)
  • ・NM(ニューロマスキュラー)
③装置セット
④動的治療期間(各人により異なります) 
⑤保定 
リテーナ:
4. 床装置について
主に小児期の矯正治療で用います。ご自身でネジを回してもらうことで装置が広がっていき、それに伴い歯列も拡大していきます。歯並びの整直に合わせて何度か装置を修理・新製する必要があります。ご自身で着脱することができますが、ネジを回さないと歯は並んでいきません。
床装置:
5. ワイヤー(マルチループ)について
主に永久歯の生えそろった時期から用います。ワイヤーとゴムの力を用いて歯を整直させます。ご自身で着脱することはできませんが、確実に治療が進んでいきます。
MEAW:
矯正に興味のある方、歯並びなどで少しでも悩まれている方、お気軽にご相談ください♫