予防歯科

ご自身の健康を管理する主役はあなたご自身です。私たち歯科医療従事者は、健康管理のお手伝いをさせていただく存在です。むし歯も歯周病も予防法が確立しています。ずっと健康な歯で過ごせるように、是非ご自身のお口の中の健康はご自身で守ってください。その為に当院を上手く利用していただきたいと思います。

定期検診に通っていれば、むし歯や歯周病にならない訳ではありません。日々のご自身による健康管理が必要不可欠です。
では、どうして定期的に検診に行く必要があるのでしょうか?
主に次の理由が挙げられます。

  • むし歯や歯周病は風邪と違い、放っておいても治らない。
  • むし歯で歯の神経を取り除く治療をすると、歯の寿命は格段に短くなる。

統計では、神経を取り除いてから10年後、3割の歯は破折すると言われています。破折した歯を保存するのは原則的に困難です。

  • 歯周病で失われた骨は、一部の例外を除いて戻らない。
  • 成人のむし歯と歯周病は、慢性的に無自覚のまま進行することが多い。
  • 早期発見、早期治療が歯の健康寿命を延ばす最善の方法
  • 日ごろ自身では見えないところも、プロの目でチェックしてもらえる。

他にも定期健診を受診する利点はたくさんあります。


残存歯が20本以上、あるいはそれ以下でも義歯できちんと噛めていれば、介助が必要になったり寝たきりになるリスクは小さくなります。
実際、全国各地で行われた調査報告によって、残存歯が20本以上の方がそれ以下よりも医療費が低く抑えられることが分かっています。

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グラフ「噛み合わせが人生を変える」【日本顎咬合学会 編】小学館 
P119より許可を得て改変転載

その一方で、歯科医療費に限ると、残存歯が多い人の方が医療費が高くなっています。
残存歯が多い人は歯科医療費が2万1129円、一般医療費が26万9649円、残存歯が少ない人は歯科医療費が2万118円、一般医療費が30万4145円となっています。
総額にすると残存歯が多い人は29万778円、少ない人は32万4263円となります。これは歯を残すために歯科医療を受ける回数が多いためで、歯科医療費をかけると結果的に医療費総額が抑えられるということを示しています。

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医療費が低いことは、健康度が高いことと関係しています。残存歯が少ない人に比べて、多い人は医療費を必要とする病気にかかりにくい、かかっても重症度が低いとも考えられます。医療費の面からみても口の健康が予防医療につながることが分かります。

もう一つ例を挙げます。
「義歯装着状況と残存歯数からみた、医科レセプト一件当たり平均診療費」という調査があります。これによると、使える歯が5本未満で、義歯がない場合には9万8422円の医療費がかかるが、義歯ありでは2万1137円と、約5分の1に下がるという結果が出ています。寝たきりになる前に、噛める義歯を装着していれば、医療費は確実に下がることになります。

以上のことより、定期的にお口の中のメンテナンスをするために受診されることをお勧めします。

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出典「噛み合わせが人生を変える」【日本顎咬合学会 編】
小学館 p118,119,219

受診の流れ
① 問診、口腔内の検査(むし歯、歯周炎、噛み合わせ)
② 歯科衛生士による専門的なクリーニング(PTC)、歯石除去(SC、SRP)
③ 必要に応じて歯科医師による治療

診療受付時間
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木曜・土曜午後、日曜、祝祭日

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